倒産防止掛金による節税

 
 
　倒産防止掛金は取引先の倒産の影響によって、自社の倒産、経営難に陥ることを防止するための共済制度ですが、その掛金は法人でしたら損金、個人事業でしたら必要経費に算入することができるので、節税のためにとても有効な制度の一つとなっています。
 
　具体的には、掛金は月額5，000円から２００，０００万円までの範囲で自由に選ぶことができます。つまり年間２４０万円、タイミング次第では最高３６０万円まで損金/必要経費とすることが可能であるという、非常に節税効果のある制度となっています。
 
　ちなみに４０ヶ月分相当掛ければ元本保証がなされます。途中の増減額も可能となっており、まとまった資金が必要となった場合には解約して解約手当金を受け取ることも可能となっています。